WANDS

昨日はabingdon boys schoolのメンバーとして活動中の柴崎浩の誕生日だったのでWANDSの事を述べてみたくなった。


第一期…
ボーカル:上杉昇、ギター:柴崎浩、キーボード:大島こうすけの3人からスタートした第一期WANDS。初期のB’zを彷彿させるような曲を作るために結成し、大島がタロットカードの杖を由来にしてWANDS命名。なお、グループ名については後付けとして上杉の英語表記を「Show Wesugi」になった事から、上杉と柴崎という意味もあるという事を追加した。後にセルフカバーを担当し大島のアレンジも歌う栗林誠一郎作曲の「寂しさは秋の色」でデビューしたが、これはテレビドラマ「ホテルウーマン」の主題歌を歌うためのバラードであった。2枚目のシングル「振り向いて抱きしめて」がWANDS初の自作曲であり、デジタルサウンドWANDSという形で定着したのだ。
多々納好夫作曲の「もっと強く抱きしめたなら」のリリース後、大島が佐々木美和、岩切玲子の誘いから「So-Fi」を結成するため、WANDSを脱退し、第一期が終了した。今、ビーイングに残留している大島は第二期の持ち歌「恋せよ乙女」を作曲、第三期の「Brand New Love」でラップを担当した。

WANDS

WANDS

第二期…
音楽性を明るみのあるポップス路線に変更し、柴崎の音楽学校時代の友人である木村真也をキーボーディストとして加入し、中山美穂との「世界中の誰よりきっと」で再スタートした。なぜ、WANDSと中山とのコラボレートをしたのかといえば…、バーニングプロダクションの社長である周防郁雄ビーイング及びプロデューサーで当時社長だった長戸大幸を蹴り落とそうという企みがあった。この曲を所有したビーイングから手放そうとした張本人も周訪氏であった。周防氏は苦渋の決断及び痛み分けとしてZARDの曲を手放す事となったが、一部ではビーイング設立以前の長戸の作曲を未だに持っているようである。

上杉の作詞家デビューとなった後、シングル「時の扉」、同名のアルバムなどミリオンセラーを連発する中、ZARDZYYGREV出口雅之)との「果てしない夢を」を当時、読売ジャイアンツの監督だった長嶋茂雄氏をフィーチャーした形でリリースし、不動の人気となった。

「世界が終るまでは」以降はドラム、ベースを用いたロック路線に移行。上杉のグランジに対するこだわりが強まったのはここからである。しかし、1997年当初を以て、上杉と柴崎が脱退及びビーイングを離脱し、第二期が終了する事になった。ちなみに、織田哲郎は上杉の作詞を高く評価し、楽曲提供した「世界中の誰よりきっと」「愛を語るより口づけをかわそう」「世界が終るまでは…」をセルフカバーした事は有名な話である。

時の扉

時の扉

Little Bit・・・

Little Bit・・・

PIECE OF MY SOUL

PIECE OF MY SOUL

第三期…
ボーカル:和久二郎、ギター:杉本一生、キーボード:木村真也の3人で再スタート。小松未歩の「錆びついたマシンガンで今を撃ちぬこう」、大野愛果明日もし君が壊れても」がヒット。この時の音楽性はそれまでのWANDSがやっていた事を楽曲制作をするというものであった。しかし、2000年を以て、「解体」という形で解散した・・・。

WANDSという音楽グループは格好よく、素晴らしい音楽を産量したといえる。

AWAKE

AWAKE

でも、WANDSのレコーディングに参加して欲しかった人をパート別に挙げてみた・・・
・ギター…
安宅美春(元KIX-S)、後藤康二(元ZYYG)、五味孝氏(元T-BOLAN)、田川伸治(DEEN)、春畑道哉(TUBE)

・ベース…
青木智仁大堀薫(元BLUEW)、山下昌良(LOUDNESS、元spAed)

・ドラム…
江口信夫

・コーラス…
牧穂エミ

complete of WANDS at the BEING studio

complete of WANDS at the BEING studio

追加で柴崎浩に手掛けて欲しい歌手の曲を挙げてみた…
愛内里菜AKB48北原愛子℃-ute倉木麻衣SCANDALSMAPTOKIOhitomi松浦亜弥真野恵里菜モーニング娘。

BEST OF BEST 1000 WANDS

BEST OF BEST 1000 WANDS

WANDSの曲はビーイングを良くした音楽グループであることを・・・